活動レポート2024年
私の活動に携わってくださった方々に深く心から感謝申し上げます。
また、展示会場で実物の作品を見てくださった方々に幾重にも重ねて御礼申し上げます。
【2024年3月】
フランス・パリ16区のリンダファレルギャルリーにて開催された「Salon de l’art Japonais」に出展
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総合監修アラン・バザール氏よりコメントを頂戴しました。
「この繊細なカリグラフィーは愛が永遠であることを巧みに表現している。私たちの心の奥底にある感情をとらえるに違いない」
【2024年3月】
スペイン国立サラゴサ美術館に作品収蔵
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なお、収蔵記念として作品集を作成し一緒に収蔵されました。作品集の購入を希望される方はこちらからご連絡ください。
この美術館は東洋美術もコレクションしているそうで、歌川広重の浮世絵や鈴木晴信の三十六歌仙シリーズのほか、漆器や茶器も収蔵されています。
今回、現代日本の作品をコレクションしたいとのことで、2023年12月に出展した雪舟国際美術協会展の選抜作品として収蔵されました。
大阪で開催されたアートフェアで、収蔵監修を務められたスペイン国家美術鑑定士のアルフォンソ・ゴンザレス氏とお会いでき、収蔵作品について「大変美しい作品」と直接お褒めの言葉を頂くことができとても光栄でした。
【2024年5月】
大阪あべのハルカスにて開催された国際交流展「OASIS」(大阪・関西万博後援事業)に出展
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総合監修アルフォンソ・ゴンザレス氏よりコメントを頂戴しました。
「スペイン国立サラゴサ美術館の館長とスタッフが見てとても喜んだ作品。伝統的な技法だけでなく、自分らしさも出している。伝統的な布を使った現代アート的なアプローチが魅力的で、哲学的な要素が素晴らしく、今後追求されていくのが楽しみ」
【2024年6月】
葉山マリーナギャラリーにてミニ個展「かおり」を開催
テーマ:五感を超えて愛でていく書の可能性
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墨を磨ると、少しずつ漂い始める「かおり」。私の大好きな瞬間です。
その墨の香と絶妙にマリアージュする香水との出会いは、制作にインスピレーションを与えてくれました。
【2024年6月】
フランス・パリ市内限定配本のアート雑誌「République des Arts Numéro.2」に記事掲載
芸術の都パリの書店やキオスクなど販売施設だけでなく、ユネスコ本部やフランス国立美術館連合の芸術施設に配本されました。
オリンピックシーズンで世界中から人が集まるタイミングでしたので、たくさんの方に私の作品を見ていただける機会となったのではないかと思います。
この雑誌は日本で販売しておりませんが、購入希望の方はこちらからご連絡ください。
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《評論要約》フランソワーズ・イカール氏(2021年に芸術文化勲章を受勲)より
「現代書道は新たな形に挑み、絵画や墨を交え、サイズや素材のバリエーションで遊び、今日の書道家達が数々の発見をもたらします。Saiko_truecolorは、独自のルールを定め、多様な要素をグラフィック作品に取り入れる現代アーティストの系統に属しています。文字の集まりは全て異なる方法が工夫され、アーティストの高い創造性とレイアウトセンスを示しています」
【2024年10月】
パリのマドレーヌ寺院にて開催された「光の瞑想~Méditation Lumière」に出展
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会場となった王宮の間は、静謐でした。中世から時が止まったかのような雰囲気を醸し出す石の壁からインスピレーションを受け、時空を超越して内観する心象を表現しました。背景となる石の壁も作品の一部になることをイメージして制作いたしました。
石壁に直接展示されることを想定しておりましたが、会場の都合で皺の寄った紺色の布が背景になってしまいました。
ここまでご覧くださったあなたへ